20ツインパワーC2000Sのインプレ|巻きのライトゲームに最適!!
20ツインパワーC2000Sのインプレ|巻きのライトゲームに最適!!
1月中旬からこの1か月近く、最強寒波の流れなので2回ほど釣りの機会を延期している。
ということで、ストレスフル、道具追加の流れだw
おいらのメインは食べておいしい小物釣り。主にアジとカマスとカサゴが好きだ。
房総半島では秋口から冬にアジのシーズンを迎える。
たらふく楽しむと同時にある魚種のシーズンも遅れてやってくる。
具体的にはカマス。
簡単に釣れて、食べておいしい、格好のターゲット。
カマスはタダ巻きで釣れるのだ。
手持ちのリール
シマノ中心でC2000~2500番手をメインにライトゲームリールとして使っている。巻きの立ち上がりの軽いクイックレスポンス系が結構好きだった。
2500番以下今の手持ちは
アジング
アジング・カマシング・エギング
2500番以上今の手持ちは
ライトカゴアジ
ライトカゴアジ・ライトショアジギング
ライトゲームの「巻きの釣りリール」が欲しくなった。
構造的に・・・
但し、22ステラ
つまり22ステラ
そして、ツインパワーやソアレやストラまで密巻きになるならもしかしたらダイワに移るかもしれない。
ということで、密巻きになる前に巻きの釣り用に20ツインパワーC2000S
2万円台だったし!!
信頼できる店で中古でだけどねw
20ツインパワー C2000Sの基本情報
ギア比:5.1
実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.0/3.0
自重(g):180
スプール寸法(径mm/ストロークmm):43/13.5
ナイロン糸巻量(lb-m):3-125、4-100、5-75
フロロ糸巻量(lb-m):3-110、4-85、5-65
PE糸巻量(号-m):0.6-150、0.8-110、1-80
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):69
ハンドル長(mm):40
ベアリング数 BB/ローラー:9/1
20ツインパワーC2000Sの良い点
今回導入した20ツインパワーC2000S
ツインパワー3兄弟だ。
20ツインパワーのセールスポイント
・ロングストロークスプール搭載でキャスト性能が向上
・ほぼステラの金属製ローター
・ほぼステラの内部機構
防水機構やギア周りの技術について、上位機種であるステラやヴァンキッシュの技術が搭載されている。
20ツインパワーC2000Sの重さは180gと重ため
自重は、180gと他のリールに比べて若干重い。
シマノのライトゲーム用途では1000やC2000サイズにおいては、2023年時点で145.150g前後の19ヴァンキッシュや21ソアレXR
ツインパワーとは40g程度の差が出るわけだけど、感度を高めるためにはリール自体の軽さも重要になるため、この点は少し不利かもしれない。
でもツインパワーシリーズは本来、剛性や耐久性を重視したモデルであり、他のシリーズに比べて重いのは仕方ない。
ライトゲームの外道で大きな魚がくることもあるし、少し重めをリグるにはそれなりのパワーが必要なことも。
状況次第では、軽さ重視のリールよりも適しているはずだ。
ガタつきが少なく滑らかな巻き心地
20ツインパワーC2000S
滑らかで心地よい巻き心地も素晴らしく、精度の良さを実感できる。
結果、潮の変化や小さなアタリを読み取る上で、邪魔になるものがないため、ストレスなく快適にライトゲームを楽しむことが可能なのだ。
ギアのガタつきやノイズの低減、回転性能の向上に貢献するので、アジングやメバリングやカマシング、エリアトラウト等の巻き感の非常に重要な釣りにいいんだって。
リジッドサポートドラグ搭載
C2000サイズでは、0.3号や0.4号の極細ラインをメインに使用する。実際おいらもPE0.2で使うけど、やはりドラグ性能が重要。
当然のごとくリジッドサポートドラグと呼ばれるドラグが搭載されていて、スプールのフラつきやガタつきを抑えたドラグで、負荷が大きい時にも安定してラインを放出します。結果、細いラインでもしっかりと魚を寄せてくることが可能になる。
不意な大物にも対応できる
21ソアレXR
けど、20ツインパワーC2000S
おすすめの釣りスタイル
実際に導入して感じた感想です。
長めのロッドとのタックルバランスが取れる
導入したポイントはリールの自重。
リールが軽過ぎるのは長めのロッドは先重りになるので、7.6ft程度のロッドにあわすべく、180-200g程度のリールを導入したかった。
タックルの先重りが減るのだ。結果、操作性がアップする。
5.0ft前後のアジングロッドには全体的に少し重く感じるけど、おいらが用途で考えていた7.6ft程度のロッドとバランスよく合うのは180g以上だ。
構えた時のしっくり感を味わえる。ヴァンキッシュ系のリールと比べると重いけど、むしろ「このほど良い重さが好き!」という人もいるかも。
グリップ重厚なコルクのトラウトロッドと合わせても、バランスも良いので全く問題ないのだ。
巻きの釣りにいい
😘巻きの釣り(尺カマス・尺メバル)
😘少し大き目のリグで大き目の魚を狙う釣り(ロックフィッシュ・チニング)
クイックレスポンスではなくステラ同様の慣性の巻きが欲しかったので、ツインパワーやストラディックが候補だった。
コアソリッドシリーズであるツインパワーは、基本的には巻きをメインとした釣りに適しており、ライトゲームに関しては感度と操作性の高さがテーマのクイックレスポンスシリーズとの相性が良いケースが多くあるみたい。
ツインパワーは巻き慣性があり非常に滑らか。
カマスのただ巻きとかには最高に気持ちいい。他のライトゲーム向けリールよりも高い剛性で、大きい魚の引きにもしっかりと対応できますし、本来なら2500番や3000番が必要な釣りにも工夫次第で20ツインパワーC2000S
安定感抜群の力強い巻き性能で、この価格でのステラ同様の巻き心地はコスパ面で巻きと耐久性のバランスで全く文句なし。
他のリールとの比較インプレ
ライトゲームで使用するリールは、「感度や操作性を第一に考えたい」という人は、20ツインパワーC2000S
シマノならクイックレスポンスシリーズに属するもの、ダイワならFC仕様のものから探すと良いでしょう。
ちなみに2023年現在手元にある2500番以下のシマノリールとの違いを備忘してみると以下の通り。
18ステラ C2000Sとの違い
20ツインパワーの巻きのしっとり感や滑らかさは、「ほぼ18ステラ」といってもいいかな。
個人的にはツインパワーのアタリ個体で充分。ベールの返りも、巻きの慣性も、ほどよい巻き出しも、おいらの巻きの釣りには見事にマッチしたと再確認した。
ステラのシルバーな外観より、ツインパワーのグレーグラファイトなのが黒いロッドブランクスに合うので好きだ。
19ストラディック 1000Sとの違い
樹脂ボデイとベールの返りなんかを比較すると、明らかに20ツインパワーC2000S
ストラの回転擦れ感やベールの返りの「パシャ」っていうおもちゃっぽさが印象に残る。
唯一巻きの慣性感に関してはマイクロモジュールギアⅡの恩恵か同じ機構を採用しているので同じような感触がするも、ボディの違いか剛性感の感覚と巻き出しの重さに差異があるように感じる。
19ヴァンキッシュ C2000S・2500Sとの違い
クイックレスポンスで、値段もステラに近く、カチッと剛性感もさすがヴァンキッシュ。
ヴァンキッシュはツインパワーが軽くなって、巻きも軽くなった、という印象で間違えていないかな。逆に言うとツインパワーはヴァンキッシュが重くなったコアソリッドみたいな?
魚を寄せる時に剛性感は20ツインパワーC2000S
ロッドバランスの視点でツインパワーの巻きの釣りと併用する。
21ソアレXR C2500S・C2000SSPGとの違い
21ソアレXR
ただ、巻きくらべてみると若干ソアレにおいて巻きの遊びが「ほんのわずかにある」のを感じる。
20ツインパワーC2000S
触りくらべないと分からないレベルだけどね。
20ツインパワーC2000Sまとめ
今回インプレッションしたのは、7.6ft69gのロッドに合わせるべく導入した、シマノの20ツインパワーC2000S
タダ巻きのカマスとメバルがメインターゲットです。
巻き重視の方にいい
受け継がれた剛性や耐久性は確かなもので、その恩恵はライトゲームでもしっかりと感じることができます。
今回の’20モデルから、ボディのギアボックス部分がCI4+樹脂製のいわゆる「半プラボディ」ですが、少なくとも20ツインパワーC2000S
少しでも気になる人はステラをどうぞ。
カスタマイズがいい
夢屋スプールS27バリエーションが使える1000~C2500番の手持ちリール達。
21ソアレXR
ただ、2023年より、密巻きシフトでサイズが変わっていくと思うので、夢屋スプールS27バリエーションも在庫があるうちに入手しておかないと、トラブルの多い密巻きリールを使うことになる可能性もあります。(22ステラC2000S
釣り場で想定外のライントラブル頻出。
デザインも評価の高かった19ヴァンキッシュ同様の夢屋スプールデザイン
新機能に疑問の方に
密巻きインフィニティループを信用できない方に。
ラインが平行に巻かれるんだと。
ラインテンション掛かったらラインがスプールに沈み込むよね?
次にラインが出る時に他のラインにおモッキリ干渉するよね?
緩めに巻き取られたら埋没ラインや上下のラインと干渉する機会増えるよね?
PEラインで毎回そんなこと起きるとどうなる???
スプール上下1工程の中にきちんと下に巻かれるラインを押さえてもらいたい、というのが構造的な希望。
最新機構や距離よりも、トラブルレスが釣りにおけるリールにおいては一番重要だ。
2020年発売の現時点では少し古い機種だけど、モデルライフサイクルもまだあるし、次のツインパワーには22ステラ
ツインパワーのモデルチェンジ、前回は2015⇒2020の5年サイクル。
20ツインパワーC2000S
大体~10g前後のリグを使って、1台で幅広い釣りに対応できるところが大きな魅力。
少なくとも20ツインパワーC2000S
ライトゲームタックル情報を見ても、ライトゲームでは長きにわたって「ノントラブル」で、剛性高き滑らかな愛用できる現役リールになると思います。
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