ヤマガブランクスのメビウス85MLインプレ|汎用性抜群エギングロッド
ヤマガブランクスのメビウス85MLインプレ|汎用性抜群エギングロッド
天気が微妙だね。
暑すぎたり、風があったり、雨が凄すぎたり・・・。
どれも適度であれば、海水中の酸素も高活性になるのに、いかんせん極端すぎる。
3連休は釣り行かず、別のスポーツに邁進。
で、おいらの好物、エギングロッドである、ヤマガブランクスのメビウス85MLのインプレ。
同じヤマガのエギングロッドには、メビウスの上位機種にカリスタと言うモデルもある。
他にも繊細なボートモデルもね。
欲張りさんだなぁ。
けど、素人の魚種欲張りなおっさんには「専用ロッドで4万」とかは高い。
なので、2万円代で手が出しやすいミドルクラスのメビウスを購入。
これがまたいいんですわ。
メビウスのレパートリー・仕様
メビウスシリーズとしては以下全6機種のラインナップ。
7ft~8ftがボリュームゾーン。
品番 | 全長(ft) | 自重(g) | 仕舞(cm) | エギ(号) | PEライン(号) | 定価(円) |
Mebius 710L | 7’10” | 84 | 122.5 | 1.8-3.5 | 0.3-0.6 | 26,000 |
Mebius 88L | 8’8″ | 93 | 135.0 | 2.5-3.5 | 0.4-0.8 | 26,500 |
Mebius 85ML | 8’5″ | 93 | 130.5 | 2.5-3.5 | 0.5-0.8 | 27,000 |
Mebius 79M | 7’9″ | 89 | 121.0 | 2.5-4 | 0.5-1 | 27,000 |
Mebius 86M | 8’6″ | 98 | 132.5 | 2.5-4 | 0.5-1 | 28,000 |
Mebius 83MH | 8’3″ | 98 | 128.5 | 3-4.5 | 0.6-1.2 | 29,000 |
そしてMHまでレパートリーあるのに、全て100g以下なのだ。
低活性なイカに繊細に攻略アプローチできるモデルから、ハイパワーで遠投&デカイカ攻略アプローチを可能とするモデルまで、ショアのエギングゲーム全般のモデルを網羅している。
ブランクス設計
ヤマガブランクスは国内一貫生産でロッド製造を行っている。
その高い技術力を活かし、メビウスでは徹底的に練り上げられた設計のブランクスを採用。
感度にも軽量化にもこだわった、しゃくりによる酷使にも耐える高性能なエギングロッドを実現。
SicステンフレームKガイド
SicステンフレームKガイドは、ラインに優しく、ライン絡みのトラブルも少ないガイド。
ステンレスフレームは強度に優れ、コストを抑えられるメリットもあります。
VSS16リールシート
リールシートはVSS16を採用。
ダウンロック式でリールフードが掌に当たらないため、激しく連続したしゃくりも行いやすく、リールが緩むこともないのがいい。
おいら的にはこれ大事。リールがズレるのは大嫌いなのだ。
ヤマガブランクスのメビウスを選んだ理由
純国産ブランクスメーカーとして有名なヤマガブランクス。
選んだ理由は簡単で、
汎用性があるから
である。
おいらはエギング師ではない。
普通、エギングに使われるロッドは、その釣りの仕掛けや釣り物の特徴から汎用性が非常に高い。
😘ワインドやシーバス、ぶっ込み釣りやキスの投げ釣りやちょっと強めのライトゲームまで。
😘エギング以外のルアー釣りなら、ミノーやメタルバイブ、最近人気のVJコアマンワームが適している。
エギング限定ではなく、10-20gのリグのレンジを気兼ねなく使いたかった。
つまり、アジングタックルではちょっと無理なリグでの、ライトジグやチョイ投げやロックもできればいいな、という感じ。
メビウス85MLを選んだ
おいらの選んだ番手は85ML。
メリット
他の釣りも、本格的にエギングも、という人には最適な番手だと思う。
しなやかだし、強いし。
👉汎用性が高く、エギング以外にも気兼ねなく使え、レギュラー寄りのレギュラーファースト。
👉テーパーデザインに癖が無いので、エギングロッドだけど、シーバスやワインドなどの釣りにも汎用性の高いロッドだと思う。
なので、エギングの他、伊豆の中大型カマス、チニング、外房ジグサビキ、湾奥VJコアマンマゴチング、うみかぜ公園
しなやかなMLクラスは、秋エギングが一番得意。
小〜中型のエギ操作に最適な調子なので、2.5号や3号のエギがベストマッチ。
デメリット
デメリットはさほどない。
強いてあげるなら、春の大型エギング用途だと、
- 3.5号のエギ使用時は操作のラグ(遅れ)を感じたり
- 良型のイカに好き勝手走り回られたり
といったパワー不足を感じる可能性があるかもね?
ファイトの安定感に関してはMクラスに軍配が上がる。
86Mも持っていた
実は同、86Mも持っていた。
メリット
こちらはMLより当然シャキッとしていたし、8号チョイ投げのカゴ釣りにも緊急使用したこともある。
👉中〜大型のエギ使用を想定した設計になっており、3号や3.5号のエギと好相性なモデルが多い感じ。
という観点から、根回りのロックフィッシュや春エギングや小型~中型青物をメインに狙うなら面白いと思うよ。
例の、うみかぜ公園
ブランクスのもつパワーで、良型イカでも無理なく浮かせて寄せることが可能。
走られたらまずい場所があるポイントなどでは、Mクラスの力強さが頼りになる。
デメリット
軽くお泳がせで使用の図。
そう、タイトルにも使用。
Mクラスのロッドでも小型サイズの秋エギングはできるけど、
- ファイトが味気なかったり
- 小型のエギが動きすぎたり
など、オーバーパワーになりがち、なのでシーズンを選ぶ感じだ。
エギングにおける総合的なキャッチ率においては、MLよりもMの方が優っており、並行して40-50センチ程度の魚狙いのアングラーはMモデルがいい。
メビウス85MLの使用感
おいらは85MLの仕様の方が自分の釣りに合っている。
さほど、大きな魚を常時狙うわけではないから、という点で。
大きいのは RUNWAY SLS
1:軽っ!!操作性良し
使ってみて驚いたのは、ミドルクラスとは思えないような完成度の高さ。
しっかりベリーから入り込んで魚の動きを吸収してくれるのでバイトを弾くことも、バラシも少ない。
長さが8フィート5インチで、93gと軽量なロッドに仕上がっている。
なので1日中シャクっていられる。
エギ2.5号(10g)~3.5号(20g)にGOOD
2.5号が約10g、3号が約15g、3.5号が約20g、3.8号や4.0号が約25g
使用感としては、2.5〜3号のエギを使うのにちょうど気持ちいい感じ。
2.5号〜3.5号を良く使うけど、やはり標準サイズの3号が1番ど真ん中な使用感。
2.5号はちょっとオーバーパワーな感じはあるけど問題なし。
エギ4.0号(25g)はOVER気味?
フルキャストが若干怖い感じかな。
一応ロッドの耐荷重は ~24gなのでオーバーしている。
2:2.5万以下で買えるコスパロッド
自重98gとしなやかなブランクスで長時間のんびりシャクる分にはまったく疲れない。
春から秋通して使える万能ロッドだと思う。
ハードルアーや、あのVJコアマン、ジグサビキにもってこい。
おいらの釣りだと、14-23gメインで使うので、メビウス85MLが1本あれば充分。
防波堤メインで少しサーフや水深が浅い地磯などをメインに考えるなら色んな釣りができる85MLが最適だと思う。
3:メイドインジャパン最高
ヤマガブランクスのメビウスは価格的には3万円以内で購入できる中堅ロッド。
使用してみてると、上級クラスのロッドと比較して劣っているところを探すのに苦労するくらい。
完成されたハイコストパフォーマンスロッドだ。
感度も非常によく着底やアタリも取りやすい。
メビウスのまとめ
7-8ftのロッドを使うにあたってのリールサイズ。
マッチするリールサイズ
シマノなら大体2500S~C3000サイズになる。
バランス自重を取って重めのリールでも問題ない。
おいらは小型30ミリのラウンドノブに付け替えた、19ヴァンキッシュ2500S、20ツインパワーC3000MHGなんかと合わせることが多い。
まとめ
ロッドの強さでの比較でいくと、
比較項目 | MLモデル | Mモデル |
---|---|---|
エギサイズ | 2.0-3.5号 | 2.5-4.0号 |
得意シーズン | 秋 | 春 |
楽しさ | 引き味を存分に楽しめる | 小型の魚の場合、味気ないことも… |
安定感 | 良型には力負けすることも? | 良型まで、高い安定感とキャッチ率 |
メビウス85MLは、癖の少ないエギングスタンダードモデルであり、魚種を選ばない汎用性が抜群。
2.5〜3号のエギで秋イカを手軽に狙うには最適でスタンダードオールマイティなエギングロッドで色んな釣りに汎用使用できる。
日本製で実売も25000円以下、手が出しやすい。
ルアーにおいては、あれもこれも、エギングも!!!っていう、専用ロッドの購入をためらう人には大活躍。
硬すぎないので懐の深い、扱いやすい総合力の高いロッドだと思う。
具体的には、チニング、ライトシーバス、VJコアマンマゴチング、大型カマス、ジグサビキ、チョイ投げまで、色んな釣りにおすすめできるロッドだと思う。
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