釣れた魚の血抜きは必要?血抜き有無を画像比較|アジとカマス
釣れた魚の血抜きは必要?血抜き有無を画像比較|アジとカマス
海釣りで釣れた魚。
おいらは小物好きなので、大体30センチまでの食べておいしい魚を手軽に釣りたい趣向の人だ。
当然、このサイトでも血抜きしたアジの新鮮な持ち帰り方を記録している。
で、実際に釣れた魚を血抜きしなかったらどうなるのか?
比較してみることにした。
血抜きとは?
バケツが真っ赤になる・・・。
そう、クーラーボックスに入れる前に、魚が生きている状態で締めて血抜きをする。
具体的には、
ポイントは、「魚が生きているうちに締める」ことが重要。
毎回、こんな感じ。
個人的には、背骨を断ち、エラにダイワの締めバサミ
なのでそれなりのハサミが必要。
魚の身の狭い場所にアプローチできて、硬い骨を裁断できる錆びない料理バサミとかもOKだ。
基本的に経験したが、安物はダメだね、すぐに悪くなる。
血抜きできる時はしている
いつも血抜きはしているけど、状況により、いつでも完全に血抜きできるわけじゃないからね。
😓時合いが途切れない
😓道具を忘れた(ハサミ・ナイフ・バケツ)
こんな時はその場で血抜きできないかもしれない。
じゃあ、どうなる?した方がいいの?
血抜き。
事例1)カマスの血抜き有無を比較
残念ながら血の少ない魚で申し訳ないが、これがまた血が少ないにもかかわらず、中々の効果の比較ができたわけ。
まずはどう違うか見てみよう。
カマスの血抜きなしの身
野締め。で、普通に持ち帰った魚の身。
裁くと、ところどころに血の跡が見える。
魚の身はできるだけ水道水に付けたくないのでキッチンペーパー
カマスの血抜きありの身
首折やエラ・血管切りで持ち帰ったカマス。
翌日裁くと、血の跡もなく身が白くてきれいだ。
事例2)アジの血抜き有無を比較
さぁ、捌いていこう。
下の画像で一目瞭然、明らかに血抜きなしの左の方が赤い。
以下の画像全般、上がそのまま持ち帰り、下が血抜きあり、にしてあるので是非比較を。
アジの血抜き有無の身の比較
以下は上段が血抜きなし、下段が血抜きありの魚体。
全然色味が違うよね。
下段の方の血抜きしている魚の身が白い。
フラッシュをたいても結果は同じ。
白い方が気持ちはいいよね。
アジの血抜き有無の血筋の比較
血の筋の有無が違うよね。
同じ時に釣れたアジ全部の上下比較だ。
おいら専用のアジ包丁で捌いた、画像の中の上段の魚が血抜きなし、下段が血抜きあり。
全体的に赤みを感じるのが上段の魚。
自宅の料理にも他の事例があったが、一目瞭然の違いだ。見た目はね。
血抜き有無により、味・においに違いはあるか?
刺身やバーナーで簡単に炙れる炙りで食べる際、感じた主観は以下の通りだ。
❓におい : 敏感な人は、血なまぐさいにおいを感じるかもしれない?
❓見た目 : 明らかに血抜きしている白い方が印象がいい。
何を重視するか?
血はね、存在すると腐る原因になるのだよ。
熟成させるときは魚肉の身のみで行うよね。
2日目のアジ、テッカテカですやん。
おいらは自己満足を重視するので刺身で食べる魚には血抜きしているのだ。
😉血抜きする:刺身で食べる魚(アジ、カマス、ハタ、ヒラメ、イナダ、タイ、マゴチ等)
😉血抜きしない:煮つけやフライで食べる魚(ただし中型以上のサバは釣れたら内臓まで取る)
小魚レベルの血抜きの場合、味においては自己満足の世界かもしれないが、個人的には血抜きはしてからクーラーに入れて丁寧に持ち帰りたい。
魚の持ち帰り方のポイントもある
ちなみに、捌くときも身を水道水で洗うことはしない。
キッチンペーパー
そうすれば、魚体の硬直しすぎない「しんなりヒエヒエ」の釣り人しか体験できない超新鮮な状態で持ち帰ることができる。
どうせ釣って食べるなら最高の状態だと思って最近ハマっているクラフトビール
で、持ち帰り方のポイントはこちら。
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