キッチンの鏡面仕上げ、面材の透明シートのめくれ・剥がれを修理する|YAHAHA
キッチンの鏡面仕上げ、面材の透明シートのめくれ・剥がれを修理する|YAHAHA
忙しくて釣りに行けていません。
個人的にはシーズンオフなので毎度4-9月のことなのですが、今年は特に多忙です。
なので、家回りの活動になるんです。
キッチンの面材に使われている透明シートについて。
具体的には、システムキッチンの表面を鏡面仕上げするために貼っている、透明のシートを指しています。
実はこの透明のシート、システムキッチンを高級感出すための仕上げとして貼ってあるみたいなんですが、経年劣化するのです。
そしてシートが剥がれてしまった場合、放置しておくと困ります。
水がついてそのままにしていたり、角の仕舞で接着が浮いてきたりしますね。
何もしなくても、不具合なくても浮いてくるんです。そう、接着剤の経年劣化です。
面材シートが剥がれて困ること
大概、このような経験をするのではないでしょうか?
😫見栄えが悪い
😫開け閉め引き出しの時、隣と干渉して「バキッ」と音がして驚く
鏡面仕上げで高級感を出すために面材に透明なシートを貼りつけています。
これが結構しっかりした素材でごついので、周囲と干渉すると、「ばっきっ!!」と、すごい音が鳴るんです。
個人的には後者の音は勘弁、ということで修理しました。
応急処置でも対応できます。
なんか割れた?!
この記事では、キッチンの面材透明シートの剥がれ修理方法について、両面テープを使った手順を詳しく解説します。
以下に、実践的な方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
キッチン面材の透明シートの修理手順
実は強力両面テープで綺麗に直ります。
1. 修理に必要な道具を準備する
面材の透明シート補修には、以下の道具を用意します。
– 透明の超強力薄型両面テープ
– ハサミ
両面テープは100均のクラフトテープは工作用なので今回はやめておきましょう。
できれば100均ではなく、きちんとしたものがいいでしょう。
より、しっかり綺麗に仕上げる場合
よりしっかり仕上げたい場合はコチラを用意してください。
タッカーで留めると最強ですが、さほど難しい作業ではありません。
2. シートを剥がす(スルーした)
普通に剥がれていると思いますが、よりきれいに仕上げたい場合は少し熱を加えるとやりやすいようです。今回私はスルーしました。
剥がれた部分を軽く温めながら、ヘラや剥離用ナイフを使ってシートを丁寧に剥がします。熱を加えることで、接着剤が柔らかくなり、シートを簡単に剥がすことができます。剥がす際には、力を入れすぎないように注意しましょう。
3. 面材をクリーニングする(スルーした)
こちらも私はスルー。
剥がした後、面材の表面をクリーニングします。布に洗剤をつけ、水で濡らしてから面材を拭きます。汚れや古い接着剤をしっかりと取り除きましょう。清潔な状態にすることで、両面テープがより良く効くようになります。
4. 両面テープをカットして貼り付ける
ここからが本番になるでしょう。
今回用意した超薄の強力透明ガムテープを必要な長さにカットします。
剥がした面材の方に両面テープを貼り付けます。テープを貼る際には、空気が入らないように真っすぐ貼り付けましょう。
5. シートを再度貼り付ける
両面テープを貼り付けた後、表面のシートを剥がし、丁寧に浮いている鏡面仕上げ透明シートの裏面に貼り付けます。
以下は、より綺麗に仕上がりますが私はスルーしました。
ドライヤーを使ってシートを温めながら、面材に密着させます。温めることで両面テープの接着力が高まり、シートがしっかりと貼り付きます。シートを貼り付ける際は、気泡やしわができないように注意しましょう。必要な場合は、ヘラを使ってシートをならしながら均等に貼り付けます。
6. 余分な部分をカットする
シートが貼り付けられた後、余分な部分をカットします。
ハサミやカッターで必要な部分だけを残しましょう。注意深く作業し、面材とシートの境界がスムーズになるように調整します。
7. 乾燥と接着の確認
修理が完了したら、両面テープがしっかりと接着されていることを確認します。
一定の時間(両面テープの指示に従って)乾燥させ、接着が十分に固まるのを待ちます。接着が完全に硬化するまで、シートに力をかけないようにしましょう。
8. メンテナンスと予防策
まとめるとこんな感じで簡単ですよ。
下に両面シールがはみ出ていますね。
表面の保護を剥がします。
貼り付けて完成。
今後の剥がれを防ぐために、定期的なメンテナンスと予防策を行いましょう。
キッチン使用後は、面材とシートの周囲を清潔に保ち、水や汚れが両面テープの下に溜まらないように注意しましょう。
また、定期的な点検を行い、問題があれば早めに修理することも重要です。
キッチン面材の透明シートの修理まとめ
キッチンの面材透明シートの剥がれ修理に、シートを剥がし、(面材をクリーニングし、)両面テープを貼り付け、シートを再度貼り付ける手順を解説しました。
使った道具
自宅にあるものは流用してください。
両面テープは100均はやめておきましょう。
暑さなんかでめくれることもあるかもしれません。そんな時は格安のタッカー
他にも補修がある場合
キッチンや水回りの少し大き目の修理が必要な場合は、事前にサンプルや費用感を取り寄せて、情報を知ってからどうするのか判断するのがベストです。
修理後は、適切なメンテナンスと予防策を行うことで、長期的な問題を防ぐことができます。
急な来客対応や今後の資産維持、もしくは賃貸の返却時の管理費担保等の為に、安全かつ美しいキッチンを保つために、ぜひ参考にしてください。
ディスカッション
コメント一覧
我が家もヤマハのシステムキッチンにやられました。見た目の美しさとは裏腹に10数年で剥離が発生し、ハウスメーカーに相談しても、高額な見積もり。私にはできませんが、皆さんに周知してください。被害者の会結成時には参加します。
コメントありがとうございます。
個人的には、まぁ10年くらいが高温多湿の日本では経年劣化が始まる期間なんだと思っております。
建物躯体の保証もそのくらいですし、建材設備としてはそんなものかもしれませんね(^^ ちなみにトイレは7.8年のようですよ。