昔はコルクグリップが理想で大好きであった。
いつの間にか新しい素材?EVAと言われるようなグリップが普通になっていた。
特にルアーロッドで顕著である。
で、このEVAグリップのロッドは、長い事使っていると、摩擦でテカリが出たりツルツルで滑りやすくなってくる。
テカったらロッドは終わりとおもってる?愛着が落ちる?
実はこのEVAグリップも補修で新品同様によみがえる。
もちろんEVA素材ならハンドルノブでも同様。
だから最低でも1年に1回はEVAグリップのメンテをする。
言い換えると、簡単にできるから中古ロッド購入して、テカリ補修したら、思いのほかNEWロッド気分になれると思うよ。
EVA新品手順1:グリップを乾燥させる
作業の前にEVAグリップの汚れを落として、水分が無いように乾かす。
EVA新品手順2:マスキングする(紙やすりでの傷予防対策)
ペーパーで傷がつかない様にマスキングテープでマスキングする。
EVA新品手順3:サンドペーパーをかける
全体を均一にサンドペーパーをかけ、テカリが激しい部分や爪の様な痕やフック痕等、
傷が深い場所については様子を見ながら傷が浅くなるまでサンドペーパーがけをする。
EVAの削りカスが落ちたりしますのでゴミ箱の上で作業すると効率がいい。
粗目#240くらいからかける
サンドペーパーはやや荒目の#240で軽くなるべく一方方向に撫でる様にする。
ある程度サンドペーパーがけしたらロッドに付着しているカスを落として状態を確認する。
比較的荒くペーパー掛けしてOK。
中目#400くらいをかける
次に中目の#400でヤスリがけして仕上げに入る。
軽く当ててグリップのEVA部分の全体にまんべんなくこする感じ。
終わったら、余分なカスを落とし、乾いたぞうきんやタオルで拭き取る。
EVA新品手順4:ライターで炙る
火でで軽くEVA部分を炙る。
溶かさない様に様子を見ながら少しずつ、軽くサーっと熱しながら炙っていく感じ。
一箇所集中みたいな熱の入れ方は厳禁で。
グリップをさすってザラ付きが復活すれば完成である。
ずいぶん滑らかにできた。
テッカテカのツルツルやざらざらのフリップでも、普通に新品みたいに復活できて、多少の傷もしっかり消す事ができる。
EVAが凹んでいる場合はお湯を沸かした蒸気に当てて修復する方法もある。
おいらのロッドはそこまでテカテカ目立たなかったので、同じ工程、転載でのビフォーアフター。
参考サイト:https://bassitem.com/evamentenansu/
綺麗にできているよね。
ブランクを新品同様にできるスプレー
ブランクやリールシートもピカピカに仕上げたい時はボナンザスプレーPRO100を布やスポンジに吹き付けて磨き上げればいい。
仕上げは乾拭きすることで、凄く見栄え良く綺麗に変身する。
用途:ロッド、クーラーボックス、などプラスチック・金属・ガラス製品の表面保護に汎用的に利用可能。
■優れたスベリ効果と撥水性! 表面がツルツルになり優れたスベリ効果と撥水効果を発揮する。
ロッド表面やガイドに使用することで、ラインとの摩擦を軽減。
ラインの出かたがスムーズになり、ベタツキ・絡み付きを抑え、 トラブルも防いでくれる。
■汚れ・キズ・サビ防止! フッ素樹脂の強固な被膜で表面を保護。 釣具の劣化を抑えていつまでもキレイで長持ちする。
■ニオイの付着を防止! クーラーボックスなど、水洗いするだけでサッと嫌なニオイがとれる。
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