ロレックスのオーバーホールは10年以内に必須|値段・納期・依頼方法を紹介

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ロレックスのオーバーホールは10年以内に必須|値段・納期・依頼方法を紹介

機械式の自動巻き時計のOHは、いつ・どこで・やればいいの?
ロレックスも買ったはいいけど、維持費がかかる。

この記事でわかること
1:正規店、日本ロレックスでの ”エクスプローラーⅡ” のオーバーホールの依頼方法・値段・納期が分かる
2:修理店、業界での有名5社での同時計の値段・納期・特徴の比較で修理店価格が分かる

 

塾に行きだしてからつけだした腕時計。
小学校のときだっけ?以来、ずっとつけてきた。

成長の過程を共にしてきた、身に着けているもの、ともいえるのかな?

 

自動巻き腕時計


参考:奥のIWCの交換したベルト

これらロレックスやIWCは大きめのものだけど、元々腕がスレンダーなので、フェイスも大きすぎないのが好きだ。

 

海で役立つ、Gショックタイドグラフ、スマートウォッチの他

参考:釣りはタイドグラフ

オメガスピードマスター、アンティークリダン
ロレックスエクスプローラーⅡ、ロレックスオイスターパーペチュアル
IWCパイロットクロノグラフプティフランス・・・なんかを今まで使ってきている。

自動巻きの時計が好きで、日付デイトのあるのが好みな趣向。

Left Caption

おくさま

買うのはいいけど、メンテナンスはいるよね?
しかも体は一つだよね?
沢山いる?
Right Caption

まぴこふん

欲しいと思った時、そこまで考えて買ってなかったんだけどねw
いつも。

 

自動巻きにオーバーホールは必須

昔、オメガスピマスが朝起きると止まるようになっていた。
オイル切れか、オーバーホール(以下、OH)が必要な時期。


IWCパイロットウォッチ

1997-2007年くらいまで10年連続使用で、一度もOHしていなかったので当然か。

この時はオメガをOHせずに、ロレックスエクスプローラーⅡを買った。本当はエクスプローラーⅠが人気でそっちでも良かったんだけど、日付やGMTがほしかったのだ。

ハワイ旅行とか海外での2地点時刻の把握には役にたった。

ロレックスも10年経ち、そろそろ傷も目立ちOHが必要かな、というタイミング。
眠っているオメガスピードマスターも止まっていて使わないので、どうしようかと。

ロレックスOHで手元に時計がない間、つけてみたかったIWCを購入することにした記憶がある。

 

一般的なオーバーホールのタイミング

機械式時計は細かなパーツが精密に組まれて動く仕組みの為、ロレックスも定期的なOHが必要
これを怠るとロレックスでも次第に各パーツは悲鳴を上げていき、おいらのスピードマスターのようにやがて動かなくなる。

ロレックスエクスプローラー2のOH前、傷が目立つ。

使用状況によってOH周期は異なるけど、例えばロレックスは10年に1回OHを受けることを推奨している。

自分の個人的な目安は【パワーリザーブの期間、日差の程度】だろうか。短くなったり、ズレが出てきたりがトリガーになっている。

前回は『2008年 ⇒⇒ 2017年』で一度ロレックスをオーバーホールメンテ実施した。

 

長持ちさせるには?

ちなみにロレックス等、自動巻き時計を長持ちさせるには、特別なことは何もなく、大きく2点に「気を付けて通常使用する」ことがポイントだ。

磁気を避ける

磁気を浴びすぎる、いわゆる帯電をしてしまうと腕時計内の歯車が速く動いたり、逆方向に動いたりする可能性がある。
最悪、故障になるかもなので、例えば、電子レンジやスピーカーやパソコン等の家電製品の近くに置いたりするのはやめた方がいい。可能なら10センチ以上は離して使用したい。

 

油を切らさない

例えば長いこと使わなかったりすると、機械油が凝固して機能面に悪影響を及ぼす可能性がある。
そのため、腕時計はなるべく毎日使用したほうがよい。その為に下で紹介するワインディングマシーンなんかが役に立つ。

アナログでたいおうするなら、ゼンマイを一杯まで巻いて24時間以上駆動させ、機械油を機構全体に循環させることを、月に1回くらいやれば、機械油の凝固を防ぐことができる。

 

オーバーホールの依頼先の種類は?

基本的にブランド時計の場合、OHの選択肢は二つ。

依頼先 1:ブランドの正規修理メンテナンス

依頼先 2:民間修理業者のメンテナンス

 

今回はロレックスの時の記録。 

 

その1:日本ロレックスでオーバーホールの場合

ロレックス正規サポートでオーバーホールをする場合は「日本ロレックス」に依頼する。

「東京丸の内のサービスセンターに時計を持ち込む」か、「郵送で腕時計を送る」のが一般的。
郵送の場合でも以下から依頼をすれば無料で梱包キットを自宅に届けてくれる。

 

関東 日本ロレックス (郵送・宅配専用窓口)

〒135-0016
東京都 江東区 東陽 3-28-6
ロレックス東陽町ビル

電話 03-5857-2315

 

関西 日本ロレックス (郵送・宅配専用窓口)

日本ロレックス (郵送・宅配専用窓口)
〒531-0072
大阪府 大阪市 北区 豊崎 5-3-22
ロレックス中津ビル

電話 03-5857-2315

※2020年ROLEX公式サイトの情報を参照。

ロレックス 正規修理

出典:https://www.rolex.com/ja/rolex-dealers/servicing-your-rolex.html

ロレックス正規オーバーホールは専門の時計技術者がメンテナンスするので絶対的な安心感がある。
パーツ交換の際に他社製の部品が使われる心配もないため、部品の一つ一つに至るまでの完全なるロレックス正規品として修理してもらえる。

「ロレックス正規修理保証書」も貰えるので、仮に売却することになっても本物であることを証明することができ、
特に発行してから1年未満の証明書を持っていると、稀にOH代が上積みされた買取査定が提示されることもある。

 

ロレックスのオーバーホール基本料金

さて、オーバーホールいくらかかるの???
おいらのモデルは?

モデル名 価格
エクスプローラーI(214270,114270,14270等) 46,440円~
オイスターパーペチュアル,エアキング,デイトジャスト 47,520円~
サブマリーナ ノンデイト(114060,14060M,14060等) 47,520円~
エクスプローラーII,ミルガウス(216570,16570,116400GV等) 48,600円~
GMTマスターII(116710,16710等) 48,600円~
サブマリーナ デイト(116610,16610,16800等) 48,600円~
シードゥエラー(16660,16600等) 48,600円~
ディープシー(116660), デイデイト 59,400円~
ヨットマスター(116622等) 48,600円~

※注意:2017年時点の価格です、2022年は値上がりしています。

うーん、ロレックスいずれも【4万後半】(税別)と、なかなかいいオーバーホールのお値段しますなぁ。

これらは「作業の基本料金」なので、ロレックスのケースの素材がゴールドやプラチナになったり、GMT機能が追加されたりすると価格は高くなる。
で、ここに必ずリューズやバネパーツの交換代が加算されるので、最終的には 6万~10万ほど のOH代になるのだ。

 

ロレックス、実際のオーバーホール手順

結論から言うと、おいらのロレックスエクスプローラーⅡは ” 7万円 ” だった。

オーバーホール見積の手順

ロレックスHPよりオーバーホール見積依頼、時計を事前に日本ロレックスに送付した。

ケースの中を見てくれたんだろうね

ロレックスのオーバーホール見積では税抜き65,000円想定。
庶民のおいらにこんお費用感はやはり高いけど、当初の想定の範囲なので、お願いした。

 

オーバーホールの実際の期間

10/20~11/17約1か月オーバーホール予定

⇒11/24仕上がり、1週間遅れだ。

 

オーバーホールの実際の費用

ええ値段しますなぁ、いつ見ても

65,000円(税抜き)⇒70,000円(税込み)

さすが正規店オーバーホール。

ケースやブレスの傷も磨かれて綺麗になって戻ってきた。

満足度は高いけど、やはり値段が高い
見積は税抜きだったので、税込みだと同じ費用だった。

 

OHの手順書と保証

 

正規店でのオーバーホール~いいところ
・正規修理には絶対的安心感がある
・手厚い2年間のメーカー保証
・OH記録が売却時の付加価値になることもある
正規店でのオーバーホール~微妙なところ
・オーバーホール代は高く、7万円以上になることもザラ
時間がかかる

 

その2:修理専門店でオーバーホールの場合

正規店での【たっかい】オーバーホールの経験を経て、庶民のおいらが今つかっているオーバーホール業者。
国家資格である1級時計修理技能資格を所得した十分なキャリアの職人が、それぞれ専門分野のメーカーを修理する体制を持っている。

メーカーと同じ道具を使い、同じ手順で同じ純正部品を使用するので、小規模の修理店とは違い、高品質な修理が可能。

 

オーバーホール依頼の手順

無料見積キットを申し込んで送る。
見積不成約の場合の戻しも無料なので、気兼ねなくお尋ねできる。往復無料。

気に入らなくて戻してもらっても、送料無料なのだ。

 

オーバーホールの期間

3週間~1か月程度のオーバーホール。

 

オーバーホールの費用

 

おいらが 70,000円 かかったオーバーホール費用が、なんと19,800円~で出来る。

 

自動巻きの機構だけオーバーホールなら 27,500円~ で、外装が綺麗なら磨き 11,000円 もいらないからね。
オーバーホール+磨きも入れるなら 40,000円 で正規メンテナンスと同じ状態が実現できる。

メニューが細分化されているのでいいね。

これはおいらのやった正規メンテの 6割くらい のオーバーホール値段だ。
ブランドfee代金って高いよねぇ。

 

正規修理の安心感は魅力的だけど、高すぎる。

そう思う方は ”民間の時計修理業者” にオーバーホール依頼をすることをオススメする。
正規サポートと同等のクオリティーで、評判の良い業者にオーバーホール依頼さえすればかなり得をすることが出来る。

 

ロレックスは最もユーザーが多いことからパーツの流通量が多く、
ヴィンテージウォッチでもない限り社外パーツが使用される確率は低い。

そのため民間の修理業者でも問題なく修理することが可能らしい。

 

修理業者によってオーバーホール代は 概ね正規修理の ”半額~7割ほど” の価格が相場だ
この価格は非常に魅力的だ。

 

修理専門店でのオーバーホール~いいところ
オーバーホール代が安い(正規修理と比べると、半額~7割程度で済む)
・正規修理と遜色ないオーバーホール内容である
・正規修理より仕事が早い
見積含む、送料往復無料
修理専門店でのオーバーホール~微妙なところ
・オーバーホール履歴はもらえるが、正規オーバーホールほどの付加価値はない
・安心感は正規修理の方が上

 

 

 

実績多数の有名オーバーホール修理店を比較

有名なオーバーホール5社の価格を ”ロレックス” で ”同じ条件” で比較した一覧がこちら。

まとめると、
正規店70,000円くらいに対し、【期間は1か月で、40,000~50,000円くらい】で収まる。

 

スマホの場合は横にスライドしてくれい。

⇒⇒⇒スライド可能

店名 日本ロレックス WATCH COMPANY リペスタ シエン 千年堂
OH料金例
(ロレックス自動巻き)
50,000円程度(税込)~ 25,300円(税込)~ 27,500円(税
込)~
25,300円(税込)~ 31,900円(税込み)~
納期 見積:7日
OH:約30~40日
見積:3営業日
OH:約14日
見積り:7~14日
OH:約30日
見積:5営業日
OH:約20日
見積:7-14日
OH:約30日
保証期間 2年 1年(ATQは6ヶ月) 1年 1年 1年(ATQは6か月)
特徴 正規ギャランティー ・年間修理実績25,000本以上
・皮ベルト対応

・国産メーカーは対象外
・OHと磨きを分け
られる

・往復送料無料(見積
キャンセル時も往復
無料)
・OHと磨きを分け
られる

・見積キャンセル時
は返送料必要
・実績45,000本以上
・HPはダサいが仕事丁寧

 

で、同一条件比較、最終評価は?

 

スマホの場合は横にスライドしてくれい。

⇒⇒⇒スライド可能

店名 日本ロレックス WATCH COMPANY リペスタ シエン 千年堂
総合評価 ★★★☆☆
やはり高い
★★★★☆
カード可
★★★☆☆
銀行振込or代引きのみ
★★★★☆
カード可
★★★★★
カード可
自動巻き
部品除き同条件比較
50,000円~
(磨き込み)
36,300円~
(OH25,300円+
磨き11,000円)
38,600円~
(OH27,500円+
磨き11,000円)
34,100円~
(OH25,300円+
磨き8,800円)
31,900円~
(新品仕上げ込み)
おいらの
主観
・高い
最低70,000円~は確実
・仕事が早い
・三番目に安い
・現金が必要 ・二番目に安い ・一番安い
・名前もHPもダサいw
けど、実績多数で親切
公式サイト 📌日本ロレックス
公式サイト
📌WATCH
COMPANY

公式サイト

📌リペスタ
公式サイト

📌シエン
公式サイト

📌千年堂
公式サイト

スライド右端に一番コスパなところが来てしまった。
見てくれてありがとうだね。

ロレックスベースで比較したけど、ロレックス以外のブランドの価格表も各社あるから参考にしてみるといいよ。
大体半額くらいからかな。

 

時計のオーバーホールまとめ

機械類は車の車検と同じでメンテナンスしないとダメになる。

なので、必須の費用であるが、ブランドfeeを省いて、
きちんとコスパでOHできる専門店があればそちら方が確実に安い。

修理専門店は自分の使っているブランドは網羅しているので、
正規メンテではなく、修理専門店でメンテがメインになることでお財布にも優しくなった。

以下は、上の一覧での ”おいらのロレックスの場合” の一般的な結論だ。
ただ、人それぞれ、時計それぞれで見積もりを取ってやってもらうのが一番いい。

スピード重視(仕事が早い)

約3週間で手元に戻る
他は1か月半くらいかかる。

⇒ WATCH COMPANY

 

一番安い(磨き無し、オーバーホールだけ)

オーバーホールと磨きが分けられ、25,300円~。

⇒ 時計修理専門店シエン

一番安い(磨き込み)

HPはダサいけど、親切で信頼できる。
磨き込みオーバーホールで31,900円~。

⇒ 最高技術 千年堂

普通のよく見るブランドなら大体メンテナンスできるよ。

 

自動巻きの保管

安物で充分、ギアは動かさないとダメになる。

 >>ロレックスの現在の市場価格はコチラ

やはり、オーバーホールして外装も綺麗になれば、見違えるのがロレックスのいいところ。

シンプルで長く使える。

そして価格高騰の昨今。

正規店も修理店も一応、オーバーホールの相場(=維持費)や、最高額時計買取・一括査定で価値は知っておけば損はないと思う。




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実際に釣れた詳細ポイントは、画像付きでNOTEで公開しています。(今後ポイント公開を拡大するかは検討中)