2階の暑さ対策、換気排熱ファンの取り付け方と効果レビュー(三菱V-20MEX)
2階の暑さ対策、換気排熱ファンの取り付け方と効果レビュー(三菱V-20MEX)
2階が暑い原因は輻射熱なので、この熱を取り除くのが一番の暮らしやすい暑さ対策になります。
そう、一戸建ての2階屋根裏の籠った輻射熱を、排熱ファンで強制的に外部に排出するのです。
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外気温を超えることはありません!!
これは、季節的には11月~4月頃、特に春に用意がお勧めです。
曇りでも夏場の天井裏は熱を持ち、かなり暑いからです。
というのも、天井裏に入る必要がでてくるからw
6月とかになると結構暑いので小屋裏に入るのならなかなかシビアになりますし、真夏の砂浜の釣りより暑いですぞ。
ということで我が家では一部、屋根裏天井があるので、趣味がてら排熱ファンを取り付けてみました。
結婚と同時に戸建てを建てて早十数年です。
2階リビングのメリット・デメリット
おいらの自宅はリビング2階で、日当たり重視(道路からの視界遮断)にしました。
2階リビングのメリット
平面としても20畳近く、吹き抜けも作りロフト収納まで作ったもんだから、空間体積が広くなります。
あ、「リビングと階段が仕切りなくダイレクト」、とか、「豪邸らせん階段」ではないから冷暖房効率はまだましですかかね?
一応、リビングと廊下と階段の間にはリビングドアがあります。
広くて、終日明るくて、とっても気持ちいいけど、もう少し空間を細分化した方が良かったですかね?
2階リビングのデメリット?
勾配天井は天井断熱ではなく、ポリスチレンフォームだっけかの屋根断熱。
きちんと施工してもらっています。
屋根断熱で、確か100ミリ以上のスタイロフォーム、特段暑くはない仕様。
気温の上昇する真夏の14時に天井触っても暑さは一切感じません。
でも空間が大きすぎて、暖房効率も冷房効率も悪すぎますw
そして、ベランダの反射熱も含め、全部が朝から夕方まで太陽に日差しにさらされています。
夏場の2階の住まいは、太陽に近い分、そして暖かい空気・熱気が上に上がる分、どうしても1階より暑くなります。
何がって、窓も多いから窓からの熱も大きいんです。
外も暑いけど、締めきってるから、やはり外出から帰宅後の締切の部屋だと熱気がこもります。
窓からの熱は勿論、屋根裏、小屋裏の熱気が下りてくる感じで、リビングだけでなく廊下ももわっとします。
真夏の2階、熱気対策
我が家ではほぼ実践済みの暑さ対策を以下に解説します。
- 空気の通り道を作る
- 遮熱カーテン等をつける
- 窓の外側にすだれ等をつける
- サーキュレーター(扇風機)を導入する
- シーリングファンを導入する
- 窓を二重窓にする
- 天井・屋根断熱を追加する
- 換気排熱ファンを取り付ける
- 遮熱塗料を屋根面に施工する
これらに対策してきた16年の履歴は上記のとおりです。
普通の戸建てで、その時の技術力や考え方では普通のツーバイフォー。多少感じる1.2階の温度差を解消すべく、色々自分でもリフォームをDIYでやってみました。
一応シーリングファンで空気のカクハンも効果がある。うちは照明設備系は全てダイコー、というメーカーです。
今やいろんなアイテムが自由に選択できます。
奥様は何とも思わないようなんですが、田舎の平屋育ちのおいらには、1.2度の温度差が結構カルチャーショックだんったんです。
2階の暑さ対策で、4種類の独自リフォーム(DIYだけどね)を重ねていくと、ほぼ外気温と変わらない室温が実現できました。これにエアコンを足せば、外気温マイナスになるんですよ。
対策1:外からの熱気を遮る
窓からの熱が6割を超えるらしいです。
😜 簡単にできて比較的効果が大きい
😜 やらない手はない
アナログだけど、先人の理にかなった対策の、窓への日よけ、大小様々なおしゃれオーニング
これでまずは日射の熱を遮ることが物事のスタートしました。
このサッシの留め具で普通の窓のサッシ枠に後付けで留めるだけ、直接の太陽光の赤外線の熱を遮ることになります。グリーンカーテンも同じ原理ですね。
そしてこれは窓に取り付けるだけなので、簡単で、とてもお安く熱への対処ができます。
目玉おやじ
3Dで冷房を全方位上下左右に攪拌してくれる扇風機です。しかも目玉おやじは上下左右動く!!お安く手良い仕事をしてくれます。
何気に2台もっているが、脱衣所での活躍がすばらしいんです。
対策2:断熱材を変更する
断熱材変更は本格的にやるなら工事費がかかるし、そこまでやるほど我が家は暑くはないようです。
欠陥住宅ではないからですね。
😜 屋根裏や天井での多少の手間が必要
ということで自宅建築中の施工の絵です。
根太の間にはめ込むイメージで施工されています。
カッターナイフで比較的簡単に成形することができます。
隙間はスプレーで埋めるんですね、これなら自分でもできます。
このスタイロ素材、すごく断熱効果があることを再認識しました。
対策3:断熱材を追加する
7,000円くらいで買って敷くだけ、やってみました。
😜 屋根裏に入る手間が必要だが、敷くだけ簡単
厚さも、密度も14Kと高いのが効果的です。
密度10K以上がいいですね。
おいらの灼熱作業途中の記録です。
これも随分効果はありました。
ウール材はスタイロよりは断熱性能は落ちますけど、敷くだけで強化できるので簡単なんです。
対策4:小屋裏の熱気を排出する
元々屋根のてっぺんと脇から熱気が抜けるようになっていますが、室内の空気を小屋裏に逃がすことを考えました。
そして、小屋裏の熱気に、低い室温を注入して中和するわけです。
😜 最初から付けたかった
😜 意外とコスパ良し
さらには、送り込まれた空気分の体積が、屋根の上の通気口から抜けていくんですよ。
なので屋根裏の温度の強制換気につながるって算段です。
この屋根裏熱気を解消したく、見つけたのが排熱ファンです。見つけたというよりは、事例と費用感は無料
沢山の事例の中から自分の条件に合ったアイデアをメールで入手することができたんです。なんと無料で。
排熱ファンを早速購入
自分でやる場合、全部4点で30,000円以内で済みました。
ファン本体について
コチラの画像は紐でスイッチオンするタイプのものです。紐なしもあります。
●夏場の夜間の室内温度を下げ快適性向上
●ダクト接続不要で簡易施工
●低騒音・大風量・高静圧の実現
●高密閉風圧式シャッター採用でホコリ侵入を防止
- ・速結端子接続(=かんたん)
・換気によって屋根裏の熱気を排出し、夏場の夜間(2階)の快適性を向上
・ダクト配管不要の軽量・簡易据付タイプ
・運転停止時、ホコリや冷気の侵入を防ぐ上下可動の「高密閉電気式シャッター」採用
・天井・壁・傾斜天井据付可能
・別売の換気扇用〈温度・湿度・時間〉コントローラ(P-09CTHS)との連動可能
取付場所を検討する
取付候補1:階段廊下の天井
素人が廊下の天井の石膏ボードをぶち抜く、のは奥様の大大大大反対に合い、やめることにしましたw
結構自信あるんだけどなw
プロならいいけど。
そして、今回の施工アイデアも事例集に実際にあったので、あながち間違いではないことが確認できたんです。
参考にした、無料資料
取付候補2:小屋裏への点検口
おいらがもらった暑さ対策の事例
あ、無料ですので参考にしてくださいね。(@mail)
おっ!!このアイデアいただきっ!!(@添付PDF)
内容は、屋根裏点検口、入口に使っているポリスチレンフォーム10センチ厚の断熱材への加工をしていた事例、の模倣を狙います。
事例の無料資料でもらった『固形断熱材を型枠にして、くり抜いてその中にファンを設置することで、建物躯体への素人が手に入れる影響を無くした』、新ソリューションですw
失敗しても代用品のスタイロフォームがあるので、ここを加工することに決定します。
普通に粛々と作業を実施します。
メジャーとカッターと針金くらいでしょうか、使った工具は。
▼断熱材を排熱ファンの縦横サイズに合わせてくり貫く。
▼断熱材を壁紙で包む。
▼くり抜いて壁紙加工した断熱材に、ファン本体を表からはめ込む。
▼コントローラーとファンとケーブルの配線を接続する。
差し込むだけだけどね。(第二種電気工事士がいるよん、一応ね)
▼試運転する。
問題なく動く。
▼ファン付き点検口扉やコントローラーを定位置に設置
30分くらいで、できあがりました。
点検口はロフト部の最奥で、普段見ることのない場所なので、外観を気にすることもなく設置できます。
光ケーブル受け、ルーター、やらの置き場の一角なんですね。
2.5階にあたるロフトの小屋裏に鎮座しています。
断熱材の裏側のギミックOPENはこんな感じです。暑い小屋裏に入っている部分ですが、耐熱なんです。
この場所は、2階建てだけど3階にあたる、吹き抜けを共にする2階最上部のロフトの奥です。
天井至近の屋根裏への開口部でもあります。
木枠の内側、ファンの外枠は、断熱材のスタイロフォーム壁紙包み、です。
日常生活では目に入ることのない、たまに物おき確認するスペースだから、この程度の雑さでも個人的には充分なんですよ。
簡単にできる排熱システム、購入4点
これだけあれば、この記事と同じ環境が実現できると思います。全部4点で25,000円以内で済むんです。
暑すぎて危ないからw
10月~5月が屋根裏タイム(入れる)かもねw
ファン本体
5年使っていますが全く問題ないです。
全自動ユニットを経由する場合必要
本体からユニットまでのきちんとしたケーブルです。
全自動で動作設定できるユニット
付属していないので電源は別途必須
穴に差し込むだけで接続できます。
常時稼働であれば「図中1+4」だけあればOKです。
自分でやる勇気がなく、業者に頼む場合の費用はこちらです。工賃だけでさほど莫大な金額にはならないですよ。
排熱ファンの効果は?
音も静かで排出風量が結構すごいです。
電源オフでギミックが動いて密閉されるから熱気の逆流はありません。
断熱材にはまる排熱ファン。意外と見栄えは普通かなw まぁ普段見えない場所のアイテムですけど。
コントローラーでは室温27度以上で稼働するようにセットしています。
他にも湿度や時間や範囲をセットできるので、我が家では普段触ることなく、AUTOにしています。
例:室温が●度~●度まで作動する、条件
例:何時から何時まで作動する、条件
他にも湿度やら、色々細かくセットできるようだけど、おいらは暑くなったら作動すればいいので他は知りません。
排熱ファン装着後、室温はどうなった?
これが随分と効果があって、肌感で明らかに室温が下がったのが分かります。
ある夏の日々の外気温と室温の記録を取り、比較してあります。
それが日中締め切りエアコンなしでも外気温より低いことが大半になります。
夜間は外気温が下がり、通常締め切りの室温は高い状態なのが、ほぼ下がった外気温に等しいくらいに追従してくれます。
しかもエアコンの効きが格段に良くなりました。
こちらの記事で具体的な温度変化をレビューしています。
排熱ファンの騒音はある?
もう5年程になると思いますが、不具合は一切ないですね、振動も回転音もないです。
最初に作動開始するときにギミックが動いて、開封状態になる時に「かちゃ」って聞こえるだけです。
なので、おいらんちでは動作しているかは、リビングの扉下の廊下から入る隙間風でしか作動が把握できないです。
リビングの扉の下からすごい風が入ってくるくらい、ファンは強烈です。その風の分量が家の天井裏から抜けているのです。
三菱の排熱換気ファン設置のまとめ
設置すると色々とメリットを享受できます。
消費電力が減ります
熱気は高いところに上がるから、そこから熱気排出専用の換気排熱ファンで熱気を排出するのが一番合理的ですよね。
結果、夏場でもさほど暑く感じなくなりました。
おかげでエアコンの負荷も減りますし、電気代費用が減りますし、暑さを感じる「肌感が涼しくなって」大満足でした。
電気代にも効果絶大
これは電気代に如実にインパクトをもたらしてくれます。
排熱ファンに追加して、室内温度への影響はすこぶる高評価を叩き出してくれました。
このエネルギー価格高騰の折、都内23区・築18年・30坪戸建てで、電気代月8,800円!!
電気代値上げ
2023年6月から?電気代が値上げになるようです。我が家も連絡が来ましたがひどいもんです。
しれっと、従量課金部分が2倍近くに上がるんです。我が家は6月からです。
せっかく安く抑えているのに、2倍近くなるの?!?!
これはもう、暑さ対策を一時的にでも行うことで、以降ずっと効果の出る暑さ対策で電気代の抑制をするのが一番大きいのです。
対策アイデアを仕入れ方
大事なポイントは、状況を把握したうえで、「DIYでやろう」と拘りすぎて無理しすぎないことです。
裏に電気線があったり、失敗は厳しいですので。
私は最初に候補の場所の画像を添付しました。より具体的になりますね。
まずは一般的な業者や事例、価格を知って、自分でやるかどうか検討する知識武装ができました。
✅無料で事例をメールでもらう
✅効果があるか判断できる
自分が動かなくても情報(事例や費用等)を入手できます。
数か月後、電気代の請求書が来てから驚くことの無いように、是非早めの2023夏前からの対策アイデア入手と検討
室温も安定し、暑くなくて寒くない室温の変動幅が実現できると思います。
涼しくなり、満足度は相当高いです
今後も温暖化で今より下がることなく、毎年40℃近くに上がる異常気象の日本列島での夏の意識変化と対策が必要
潜在能力の見せ所ですぜ!!
自宅が涼しくなる方法を入手して、今後の計画をどうするか検討してみるもいいかもしれません。
これ1台あれば、1時間で300立方メートルの空気を排出します。
どれくらいかというと一辺の長さが約6.7メートルの立方体の体積に相当します。
一般的な延べ100平米30坪くらいの戸建てなら、2台つけると涼しい2階が確実に実現できるようです。
我が家は2階の半分近くが屋根断熱
帰宅後、2階の18畳リビングでも、すぐにエアコンの温度に追従します。
輻射熱が入替されているので、一気に温度が下がります。マンションくらいの温度の変化ではないでしょうか、どうでしょう。
さて、皆さんのお宅ではどのような事例やアイデアがマッチするでしょうか?
事例の中で、例えば2階の目立たない場所の場合、
✅トイレの天井
✅廊下の天井
✅吹き抜けの天井
✅小屋裏の入り口(私が採用)
等、色んなアイデアや方法があるので、それらを知っておくといいと思います。
どうしようもなく暑いと感じるご家庭、固定費である電気代を削減したいご家庭は、是非無料なので情報を入手してご対処を検討してみてください。
少なくとも私たちが生きている間は温暖化が続くので、毎年、気温が下がることはないですから。
室温変化の結果はこちらでレビューしています。
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